宇宙兄弟の電子書籍が全巻安いのはどこ？安く読むおすすめの方法を徹底解説！

宇宙飛行士を目指す兄弟の話で、JAXAやNASAについてとてもリアルに描かれています。
六太が宇宙飛行士になるまでのところでは、宇宙飛行士選抜試験の様子や受験者たちとの交流がおもしろいです。
宇宙飛行士に必要な素養やそれを測る試験は思いもつかないような過酷なもので、まさに異世界を覗いている気分になります。
そして、そんな宇宙飛行士を目指して集まった受験者たちの思いは誰のものも熱く、感動するシーンがたくさんあります。
その後、舞台をアメリカやロシアに移して本格的な訓練が始まると、専門的な展開が増えてきてさらにおもしろくなります。
実際に宇宙に行くことを想定した訓練では、仲間でありながら宇宙行きを争うライバルでもあるチームメンバーたちとのやり取りにヒリヒリします。
様々な分野のエキスパートたちが集まり共に課題に取り組む姿や、宇宙に行くという夢を追いかける姿勢からは、好きなことを仕事にする楽しさが伝わってきます。
宇宙に行くという夢を叶えたら終わりではなく宇宙飛行士としての仕事や苦悩まで丁寧に描いているので、宇宙飛行士という仕事は夢のまた夢ではなく、リアルな職業なんだということが伝わってくるお仕事漫画です。
専門的なところはわかりやすく描かれており、宇宙初心者でも楽しめるようになっています。
もちろん宇宙に興味がある人はもっと宇宙が好きになる作品だと思います。

宇宙兄弟は兄より弟の方が優秀で夢を叶えて、兄のムッタによる葛藤と弟のヒビトがムッタを信頼しているというすれ違いがありつつ、ムッタの兄としての振る舞いがグッとくるマンガだと思います。私は弟の立場で兄より優っている点も多いと思いますが、兄を信頼している部分もあり非常に共感ができます。ムッタ目線の話が多いですが、ヒビトが宇宙に行った時や、リハビリ中の時などヒビト目線の話も間であり、両方の感情が描かれていて、両方描かれているからこそムッタの発言に感動するシーンが多いです。私が1番好きなシーンは、ヒビトがパニック症候群になって宇宙服を着れない状態ですが、ムッタには言えずに立ち直ろうとしていました。しかし、宇宙飛行士復活をかけた試験前に、不安を抱えてムッタを飲みに誘い、悩みを打ち明けます。それのムッタの回答としてパニック症候群(PG)なんてプリティードック(PG)だと茶化しながなら言いつつも、宇宙服はオレらの味方だと真面目なことかつ、ヒビトの不安を取り除くシーンは感動的でした。他にも感動的なシーンや、好きなシーンはたくさんありますし、ムッタの葛藤、ヒビトの葛藤と様々な展開がありますが、兄弟の葛藤と信頼感が宇宙兄弟の一番の見どころだと思います。

夢とか希望・勇気を与えてくれる作品。まさに名言の宝庫って感じの作品です。宇宙飛行士を目指す兄弟の物語なんですが、天才肌の弟　日々人と努力型の兄　六太の二人が宇宙飛行士を目指す話。日々人はそうそうに宇宙飛行士になっているから感情移入しやすいのはなんといってもちょっぴり不器用な六太である。だって、頭突きしてクビになるとか聞いたことないくらぶっ飛んでいるんだもの。それでも一生懸命奮闘する六太がわたしはとても好きですね。こういう人をみんな応援したくなるんじゃないでしょうか。もじゃもじゃの天然パーマのルックスもなんかおもしろくていい。私が一番好きな名言が「俺の敵はだいたい俺です、自分の宇宙へ行きたいっていう気持ちを散々邪魔していたのは結局自分でした、他に敵はいません」みたいな名言が一番好きです。なんかつらいことやくじけそうなときこの言葉を繰り返し思い出すようにしてます。そんな勇気をもらえる名言がたくさんあるからぜひ探してみてほしいです。こういう夢をもってがんばる作品は本当にいい。馬鹿にされても醜くても一生懸命いきる。そんなことを教えられている気がして自分も頑張ろうっ思える。自分を信じてみたくなる作品。

『いつか兄弟で宇宙に行く』という同じ目標を持った兄弟の物語ですが、2人の性格は正反対。明るくポジティブに宇宙飛行士という夢を叶えた弟・日々人（ヒビト）を、一歩後ろからネガティブに「自分なんてどうせ…」と見つめているだけの兄・六太（ムッタ）。しかし、その実力を1番知っていた日々人が仕組んだことをキッカケに六太の人生が大きく動き始めます。そんな兄弟が、付かず離れずの距離感を保っているように見えて、実はお互いのことを1番信頼していたり、心配していたり…心はいつもしっかりと側にいるのがストーリーの端々に滲み出ていて、そこに胸が熱くなります。六太は宇宙飛行士になるため、閉鎖空間でグループになってハードな訓練を行うのですが、それもちょっとクスッとしてしまうシーンが織り交ぜられていて、感情移入して読んでいても辛い気持ちにならず、読み進められました。最終的に同じグループの中から宇宙飛行士に相応しい2人を選出するシーンはとてもドキドキしました。本当なら他の人を蹴落としてでも選ばれたいところのはずなのに、お互いを称え合った結果、思いもよらぬ方法で2人を選出するユニークな発想は六太を見習いたいと思いました。見どころはやはり、宇宙でのシーンです。月での事故で酸素のタンクを破損してしまった日々人の元に、亡くなった先輩宇宙飛行士の名前が付けられたロボット・ブライアンが助けに来るところは、何度読んでも泣いてしまいます。物語前半の六太がまだ訓練をしている頃の仲間たちは、六太が宇宙飛行士になった後も何かと登場してきて、本当にみんなこの世界のどこかに存在しているのではないかと錯覚するほど脇役のメンバーたちそれぞれの人生も描かれていて、面白い作品です。

メチャクチャはまって大好きな作品です。双子なんですが、全然似ていないんですけど、個人的には六太を応援してやりたくなるかな。キャラクターもいい感じに描かれていて、何だろう漫画らしくないというか、その辺にいてそうなキャラクターがたくさんでてくるから妙にリアルでおもしろいですね。アポロも可愛くて自分はかなり好きです。ヒューマンドラマをみているようで、感動あり、笑いあり、名言ありでまさに人間の一生のドラマを見ているような感じがして、自分も生きる勇気をもらえている気がしています。なんでこんなにいい作品がかけるんでしょうかね。普段日常をいきていたら、ちっぽけな自分がいつも嫌で嫌でつらいんですけど、この作品を読んだら「もう一度自分もあきらめずに頑張ってみよう」とか柄にもなく思えてくる。漫画って読んでいたらこういう作品に出あえるからやめられないんです。けして、頑張っていたら、すべてうまいくってわけではないし、辛いことの方が多いんですけど、それでも頑張っていたら、たまにいいことあったり、小さな発見に出会えるような。そんなことをわからせてくれる作品。もし今生きていてちょっと辛いと感じたらよんでほしいかな。元気出ますよ。